2017-06

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プントのメーターが壊れた…



パンドラの箱…

これからの内容は万人向けではなく、
非常に危険な行為ですので絶対に真似をしないでください。


ここ1ヶ月近く、スピードメーターが云とも寸もとも言わず、
動いても40km/h辺りでストンと真下に落ちる状況が続いていました。

とうとうメーターが壊れちゃいました。

ブルブルぷんと!の掲示板でも壊れたスレッドがありますので
結構な費用がかかるのを目にすると落ち込みも激しいです。

何とか自分で直せないだろうか?
自分で交換できないだろうか?

…ということでプントいじり好きだったら誰もが持っていそうな
これを引っ張り出します。



Haynes Service and Repair Manual の紐を解き、
メーターに関するところを読んでいきます。

まずバッテリーのマイナス端子を外す。
(ふむ、ふむ…)

第11章27項を見てカバーを外す。
(なるほど、なるほど)

ユニットも外し、後ろのコネクターを外す…
(これは簡単…)

ユニット(アッセンブリ毎)交換
(ガーン… やっぱりね)



でもね、でもね、細かいことが好きな私ですから
やっちゃいましたよ、分解修理…
さてどうなっちゃうんでしょう…

まず、マニュアル通り、バッテリーのマイナス端子を外し、



緑色の六角スクリューを外してカバーを外し、

橙色の3箇所の六角スクリューを外してユニットを取り出します。



コネクターは赤いレバーを倒せばスポッと抜けます。



パンドラの箱、登場。
さて希望は残っているでしょうか!?

まず全てをチェック。

すると、スピードメーターのユニット内の緑の歯車が壁にぶつかっている…
どう見てもホゾが折れて噛み合っていない様子。

↓赤丸のユニットを分解して修理しないと再生しません。
それには基盤を外さないといけませんが、
その前にメーターの針を取らねばなりません。時計と全く同じです。

この針が曲者でこれで上手くいくかいかないか決まりそうです。
なんにしても硬すぎる。抜けねー。

渾身の力を込め、垂直にエイヤーと抜きます。



基盤を外すには橙色の爪を外します。
真中の液晶付近の金属爪は外れ辛いです。



赤丸ユニットを外すには、この半田で止めてある端子を
抜かねばなりません。

もちろん半田を温め、半田を吸い取り、抜くのですが
私は半田吸い取り線を持っていなかったので
思いっきりユニットからこの端子が抜けてしまいました。

もうやる気があるんだかないんだかですよ(汗)

ま、抜けたらまたつければ良いし、
断線したらまた繋げば良いだけですよ。
安楽ですよ。(←うそです)

橙色にある固定足を抜いてユニットは取れます。
あまり力を入れるとユニット自体が割れますので注意したいです。



ユニットを分解。

見事にホゾが折れています。
これをもう一度矢印のところに接着すれば良いかなと思いましたが
どんなことをやっても接着では耐久性はありません。

結局、ホゾを作り直すことに…



1.40mm径の棒材をホゾと同じ太さの1.36mmにします。

もともと構造的に片持ちホゾなので
プラスチックという材質もあり、
経年劣化で必ず壊れるようにできている代物です。
さすがイタリア品質(爆)


この片持ちを克服すべく、先を鋭いテーパーにし、
下の磁石のカバーに食い込ませるようにします。

とにかくホゾですから鏡面仕上げで
スムースに歯車が回るように磨きます。



地板(正確には受板)に穴を開けホゾの真が通るようにします。

ここはリューターを使い、細いドリルでコツコツ垂直に開けていきます。

画像は汚らしいですが、バリがあるのは禁物ですよ。綺麗に仕上げます。



仮組みしてホゾの真をよく押し込み、2液性の接着剤で固定します。
注意したいのは瞬間接着剤を使わないこと!

非常に流れるのが早いので歯車が接着されてしまって
取り返しがつかなくなるのと、
オイルと反応して白くにごり、潤滑能力が発揮されないんです。
もう絶対です、これは。

そして固まる前にもう一度分解して歯車が接着されていないか確認します。
結果やはり接着されていました(汗)



さて、接着も終わり、あとは組み込むだけですが
4つの端子がちゃんと通電しているか確認します。

もちろんユニットを取り出した時に端子が抜けましたから
断線していることは確かです。

しかし、この線が細い。電磁石はコイルですから仕方がないですが…

ここは実体顕微鏡でよく確認しましょう。とにかく難関です。

断線の確認は緑と赤の端子同士を
テスターを使って通電しているかどうかです。

通電していなかったら動きません。

そしてユニットを組みます。
ホゾ穴には今回も時計用高級オイルを使用。
(もったいないのでちょっと古いタイプを…)

歯車がちゃんと噛み合っているとメーター真は
びくとも動きません。
動いてしまう場合は修正したホゾがダメになっている証拠です。



修理したスピードメーターユニットを取り付けます。
ところが端子を基盤の穴に入れようとしたら
半田が邪魔をして入りません。

ここで半田吸い取り線があれば問題はないのですが
なんとリューターのドリルで穴を開けるようなまねをしてしまったので
基盤のパターンがぽろっと取れて落ちてしまいました(汗)

一難あってまた一難です。

しょうがないので集積回路の足と端子を導線で通電させます。
細い足なので先に半田を付け、そこに剥いた線をつけます。
導線は電話線を分解して用意しました。買うことはありません。

ユニットと同じように通電しているか、いじった所全てをチェックします。

通電していなくて動かないということでまた分解なんて
非常に馬鹿らしいことですから…




…ということで元に戻し、プントに取り付け
テスト走行です。針はまだ仮組みで強く押し込まないようにします。








…で、結果は…








見事復活しました。(ヤッター)

これから水温計やら燃料計やらの精度を上げなければなりませんが
走行しているうちに決まってくることでしょう。

風防面とカバーは外したまま1週間程様子を見ます。

修理となるとどのくらいになるのか恐ろしくて調べませんが
今回のことでそれなりの経済損失になりますから
自分で直そうとは思わず必ずディーラーで
アッセンブリ交換をすべきです。
経済を回していきましょう。

私は興味本位でやっているだけで、
確かに私自身甲斐性はありませんが、
これはまさにパンドラの箱で希望が見えれば良いですが
絶望だけが残るようでは困りますので真似はしないでください。

最悪なのはメーターを壊し、走行不能、
ディーラーがローダーで引き取りに来る状態です。
保険会社も相手してくれなさそうだし…

コメント

同じ症状です!

久々に拝見しましたところ、なんともタイムリーな記事に出会いました。
我が家の2001年ELXは、先ごろ、タコメーターとスピードメーターが動かなくなってしまいました。

経年劣化だったんですか・・・。
ディーラーに持っていったところ、内部の機械の故障のため、
取り替えしないといけないと言われ、またその交換見積も高額で
ビビってしまいました。
で結局、自分で何とかしようと
オークションでスピードメーターを購入したところです。
とりあえず、取り替えてみてダメだったらこの方法も考えてみたいです。
危険そうですけど・・・

cottonfeelさん、おはこんばんちは

両方逝っちゃいましたか。ここはやはり必ず壊れる箇所ですよ。
それでオークションということですが、やはり経年劣化は避けようがないので中古ではいつ壊れてもおかしくないと思います。本当だったらディーラーにて施工してもらいたかったです。

今まで私がブルぷんの工作室でやってきたことはアッセンブリ交換を自分でできるようにという考え方に基づいてです。

ですので今回はパンドラの箱と称して、余程のことがない限り踏み入れて欲しくない領域ではあります。

といっても私も書いてしまった責任はあります。実は記事の内容は大事なことの半分も書いておりません。やってみようということであればご自身の興味本位という一言に尽きるのですが、もし良かったらなんですが中古のメーターが支障なく使えたら壊れた方を私が直すというのはどうでしょうか?そしてまたそれをお返しする。つまり対策品にするということです。

例えばディーラーで直しても結局は対策品ではなく昔作った古いままの部品なのでオイルも揮発していますからいつかは壊れる。

そうなると50年後には、この車はメーターアッセンブリがなく一切乗ることができなくなる可能性がある。

全てのプントを対策品としてみたいという気があります。こんな造りをしているというのは本来ならリコールとなるところですよね。

費用はオークションで落としたものを私が戴くというようにして次に壊れた方に貸し出すようにすれば次につながります。

中々ネットではこういった運動?は難しいですが何とかしなければならないんじゃないかなと心の中では思っています。

もし別の方で修理したいという方がいらっしゃいましたら費用は2諭吉にはなってしまう修理です。ディーラーよりは長く持つし費用もこれだったら妥当でしょう。もし私にもう一つ貸し出し用のものがあればそのようにしたいと思っています。ま、夢なんですが…

yutaka-sさん、お返事が遅くなりました。
思いもかけなかった言葉にちょっと驚いてます。

メーターは先日、届いたのですが
メーターの動かない状態にも慣れてることもあり、まだ取り付けしていません。
正直な話、私はこの記事を読んでもピンとこない素人で、直せる自信はありませんでした。
yutaka-sさんの手で修理してもらえるならそれは本当に嬉しく思います。
お願いしても本当によろしいでしょうか?
もし修理していただけるならオークションで落としたメーターはもちろん、
手間賃などもお支払いさせてください。

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メーターASSYのお値段

初めましてcottonfeelさん、yutaka-sさん・・・01年式プントELXに乗っています。メーターASSYのお値段はいか程でしょうか?教えて下さい。私はタコメーターのみが動かなくなってしまいました。エンジン始動後1,000rpm程度まで振れたと思ったら、ストンと最下部まで落ちてしまいます。瞬間接着剤で、メーター針と軸をくっつけて動くようにならないでしょうか・・・。

usaさん、おはこんばんちは。

メーターの症状、私と全く同じですね。ブログの記事通りの修理をしなければ全く動かないと思います。簡単には直りません。

実は昨年の暮れからcottonfeelさんより故障したメーターをお預かりしています。どなたか故障した場合、直したメーターを貸し出し、直して返却するというシステムを構築しようとしています。

ディーラーでの未対策のアッセブリ交換が多分5諭吉くらいではないでしょうか?
パンドラの箱の対策費用はかなり難易度が高いので費用ももちろんかかります。
スピードメーター、タコメーター両方対策するのに2諭吉を予定しています。

只今忙しくないように見えて(爆)実はとても忙しい生活をしています。
今抱えている仕事を全てこなしてからcottonfeelさんのメーターをいじろうと思っているのでまだ手が回らないところですが急いで何とかしたいと思います。

様々な状況があると思いますから、まずは非公開のコメントでメールなりの連絡手段の情報をお知らせください。

なんとか快適にプントに乗っていただけるよう尽力したいと思います。

ありがとうございます

yutaka-sさん、ご返事ありがとうございます。usaです。返事が遅れてしまい、すいませんでした。yutaka-sさんにスピードメーター、タコメーター両方を直していただけると非常に助かります。是非、ご連絡を差し上げたいと思っています。非公開のコメントとはSecret内の項目にチェックを入れて送信すれば可能になるのでしょうか?こういったことは慣れておりませんので・・・。とりあえず、Secret内の項目にチェックを入れて送信してみます。もし閲覧できましたら、ブロク上にご返事を頂けると幸甚です。何卒よろしくお願いします。

そうです、「管理者だけに表示を許可する」にチェックしてメールアドレスを教えてください。

状況などをよく聞いてどういう方法が一番いいか話し合いましょう。

私の既存のメールアドレスは既に迷惑メールのいい標的になってしまっているので別アドレスを用意しています。

非公開でしたら安全でしょう。

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