2017-06

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カルティエ サントス ラウンド

20091224001.jpg

10年放置…

されていたらしい…

時間があったのでOHします。

もうバブルの香りがプンプンですよね。
もう20年位前の機種なのかな?

もともと通電させても動かず、
原因はコイル切れで、如何ともし難い状態。

純正部品は入らないし、残念ながらこの機種は
ETA製では無いのでどこに持っていっても直らない可能性が高い。
また、このムーブメントがよく壊れるんですよね。

スイス送りというのももう当たり前になってきました。



で、どう直すかと言えば断線しているコイルを繋ぐ、そのまんま。

最近では液体の糊のようなものを滲みこませて
通電させるものも出てきていますが、
その効用は【?】だと思うので私はハンダでやります、長く使えるために。

内部は企業秘密なので掲載しませんが、
コイル切れをハンダで直すのは他では聞いた事ないのですが
やっている人がいたら知りたい。どのようにやっているのか。
時計を扱う人ならばコイルをやってしまったらもうダメというのは通説なのです。

その前にどこで切れているのか探すのが至難の業なのですが…

20091224002.jpg

裏蓋はビス止め。

なんと2つしかビスがありませんでした(汗)
他6本は作りました。見分けがつかないでしょ?

20091224003.jpg

ブレスとケースのつなぎ目のK18バーツ。

実は紛失していたのでこれも私が彫金でワンオフ。
もちろん素材はK18。接着ではなく、ちゃんとねじ込みで入ります。

こういったパーツはもうメーカーにもないし、
あってとしてもとても高いものになります。

20091224004.jpg

AIKATAのサントス ガルベと共に。

カルティエというとこの四角を思い浮かべますが、
不人気のためレアなラウンドも中々使い心地は良さそう。

因みにAIKATAのは自動巻きでムーブメントはETA製。
やっぱり長く使えるのはメカニカル時計ですよね。

ただやはり今回のような修理ができればクォーツも
長く使えることでしょう。

この後、各部をバフでポリッシュして、ヘアラインを入れ、
裏蓋の墨入れで完成。

何だか気が済みそうです。



今回は客注ではないので掲載してみました。

眠っていた時計が生き返る瞬間は
いつも感動で心が震えます。



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