2020-09

カメラのレストア:オリンパスペンEE-2



ボロボロのペンをOH(オーバーホール)

つい最近手に入れたペンは露出が足りない時に出る
通称赤ベロが上がらないという不具合でジャンクとして売られていました。
これも他に1台持っているのですが昔は1万円近くしていたのに
ネットオークションで大量に出てしまっていることと
ジャンクということで500円という値が付いていました。
置物としてもなかなか格好良いのですが
500円は安過ぎるでしょう。



まずはどんどんと外せる所は外していきます。
殆どの部品が外すことができます。
少し戸惑うのは中核のシャッター部の外し方ですが
革の部分を剥がせばスクリューが出てきます。(画像参照)



シャッター部の分解。

全て分解して超音波洗浄にかけ、ベンジンで隅々まできれいにします。



ブロアーで埃の混入を防ぎながら丁寧に組んでいきます。
摺動部には某高級オイルを贅沢におごり、
シャッターの軸にはほんのわずかの軽いオイルを塗布。

見事にきれいになりました。



次はレンズ部。

非常に汚いです(汗
同じようにベンジンで汚れを落としていきます。



レンズは拭き傷で曇ってました(汗

これはこれでソフトフォーカスレンズ仕様ということで。



レンズ部も拭き傷以外はばっちりメンテナンス終了。
絞り羽の動きもストレスなくスムーズです。



露出機能をつかさどる太陽電池セレンもきれいにしていきます。
裏を見ると私より10ヶ月も早く生まれてきています。
長い時間がたっていますが、ちゃんとした働きをしています。



セレンと露出メーターとファインダーを整備します。
ファインダーは痛みすぎていて傷は取れないようです。
セレン部は見違えるようになりました。

機能をよく見てみると案外単純なのがわかります。



後は全てを組み上げていきます。
シボ革部分はゴム接着剤でぴっちりと貼り直して元通り。

筐体はところどころ剥げて錆びていたりしますが
メンテナンスばっちりの実用カメラということで
これでおしまい。

カメラ修理のプロに頼むともちろん高額な費用がかかります。
じゃあ自分でと修理経験がないのに手を出すと
XAの前のオーナーのようにお手上げになってしまいます。
精密な機械をいじるというのは実は大変なんですね。

とてもお得に手に入れたカメラですが
良い物を長くメンテナンスしながら使うというのは
本当の贅沢のような気がします。

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